高齢者講習

運転免許講習の種類について!特徴や違いを解説!

運転免許講習の種類について!特徴や違いを解説!

車を運転するために必要な運転免許証。安全な運転を行うためにも適切に更新する必要があますが、70歳以上の高齢者に関しては様々な運転免許更新のための講習があります。

それぞれの講習にはどんな特徴があり、どのように違うのか。ここではそんな高齢者に関する運転免許講習の種類についてお話したいと思います。

高齢者講習

高齢者講習
運転免許証には更新期間満了日が設定されていますが、その日に迎える年齢が70歳以上の場合、「高齢者講習」「シニア運転者講習」「チャレンジ講習」「運転免許取得者教育」のいずれかを受講する必要があります。

まず「高齢者講習」についてですが、受講できるのは誕生日の5か月前~誕生日を過ぎた1ヶ月後までの半年間となっています。約1時間の講義と実際に車を運転しての運転指導から成り立っており、「運転免許証・高齢者講習の通知書・筆記用具・眼鏡や補聴器など(必要な方)」が必要となります。

講習場所は高齢者講習の通知書に記載されている自動車教習所(運転免許証に記載された都道府県に位置する指定教習所)となりますので、事前に電話予約しておきましょう。

ちなみに高齢者の運転による事故が多発している事から、2017年に道路交通法が改正となりました。これにより75歳以上の方が免許の更新を希望される場合、「認知機能検査」を受ける事が必要となりました。

この結果が「第2分類(記憶力・判断力が少し低くなっており、認知機能が低下している恐れのある方)」「第3分類(記憶力・判断力に問題はなく、認知機能が低下している恐れのない方)」に関しては通常通りの高齢者講習を受ける事により免許の更新が可能ですが、「第1分類(記憶力・判断力が低くなっており、認知症の恐れのある方)」に関しては臨時適性検査又は主治医等の診断書の提出を求められ、その結果認知症と判断されれば免許の停止又は取り消しの対象となります。

※75歳以上の方で一定の違反行為を経験されている方は、「臨時認知機能検査」を受ける必要があり、その結果に応じて「運転の継続」「臨時高齢者講習を受講しての運転免許の更新」「免許の停止又は取消し(認知症と判断された場合)」に振り分けられます。

シニア運転者講習

シニア運転者講習
シニア運転者講習とは内容としては上記の高齢者講習と変わりはありませんが、本来住所地で受けるべき高齢者講習を、他の都道府県に位置する教習所で受ける事のできる制度です。

「シニア運転者講習の受講=高齢者講習の受講」として扱われますので、実際に他府県で講習を受けたい場合は、受講先の都道府県免許センター等に問い合わせてみると良いかと思われます。

チャレンジ講習

チャレンジ講習
チャレンジ講習とは高齢者講習を受けなければ免許の更新ができない70歳以上の方が受講できる制度であり、実際に教習所のコースを利用して車を運転し、加齢により生じる身体機能や判断力の低下などが運転技術に影響を及ぼしていないか試験するためのものです。

試験は70点以上で合格となり、合格者にはその直後に行われる特定任意運転者講習(簡易講習)を受講する事によって高齢者講習の受講が免除となります。費用は通常の高齢者講習と比べてやや割安ですが、試験の難易度は高めであり、合格できなければその都度試験料(受講料)を払わなければならないというデメリットもあります。

運転免許取得者教育

運転免許取得者教育
運転免許取得者教育とは初心者や高齢者だけでなく、車を運転する全ての人を対象に、様々な目的やケースに合わせて安全教育や講習などを行う制度です。具体的には

  1. 「ペーパードライバー教育課程」
  2. 「二輪車教育課程」
  3. 「高齢者講習同等教育課程」
  4. 「高齢運転者教育課程」
  5. 「特殊環境教育課程」
  6. 「更新時講習同等課程」
  7. 「大型自動車二輪車等の二人乗り運転に関する課程」
  8. 「運転技能・知識習熟課程」

の8つに分かれ、中でも③の高齢者講習同等教育課程は運転適性検査・運転技能の見極め・基本走行・危険予測等の講習、及び運転の実習を踏まえ、高齢者講習と同等の効果を与えるものです(高齢者講習同等教育課程を受講後、6ヶ月以内に免許の更新を行う場合は高齢者講習の受講が免除されます)

まとめ

高齢者の免許更新のためには通常とは異なる様々な課程、種類がありますが、その考え方としては車の運転を行うための適正な身体機能・判断力を有しているかを判断すると同時に、加齢に伴う事故の実態を知ってもらい、運転指導などを通して安全運転に対する意識を高めてもらう狙いがあります。

是非適切な時期に適切な講習を受け、末永く安全運転を維持して頂ければと思います。

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