高齢者講習

高齢者講習に落ちるとどうなる?高齢者講習と落ちた場合を詳細解説!

高齢者講習に落ちるとどうなる?高齢者講習と落ちた場合を詳細解説!

世界一の高齢者化社会の日本では、TVなどのメディアで毎日のように報道されるお年寄りのブレーキの踏み間違いや高速道路の逆走などが社会問題となっています

そんな報道を目にすると、実際に高齢者の方が免許を更新する時にはどのような講習を受けて免許を更新させているのか?が気になります。

ここでは、高齢者講習とは何か?落ちると免許はどうなるのか?を知ります。
意外と知らない、道路交通法や高齢者講習の実態を探ります。

高齢者講習とは

高齢者講習とは
2017年に改正された道路交通法では、70~74歳の方は、2時間の高齢者講習の受講(合理化講習)、75歳以上の方は受講の前に認知機能検査を受け、検査結果によって合理化講習の受講あるいは3時間の高度化講習の受講に分かれます。

高齢者講習は、指定の自動車教習所などに電話で予約して行い、内容は座学、運転適性検査、運転講習です。

75歳以上の方は、高齢者講習の前に認知機能検査(約30分750円)内容は時間の見当識、手がかり再生、時計描写という項目で記憶力・判断力が「心配ない(第3類)」と判定された方は合理化講習(2時間、5,100円)を受講、「少し低くなっている(第2類)」「低くなっている(第1類)」と判定された方は高度化講習(3時間、7,950円)を受講、ただし第1類と判定された方は臨時適性検査(30分、750円)又は主治医の診断書提出命令があり、診断結果が認知症だと判断された方は運転免許の取消又は停止となります。

75歳以上で一定の違反をした方は、臨時認知症機能検査(30分、750円)を受け第3分類は運転の継続(更新)、第2分類は臨時高齢者講習(2時間、5,800円)を受講して免許の更新、第1分類は臨時適性検査又は医師の診断書提出で認知症だと判断された方は運転免許の取消又は停止になります。

落ちるとどうなる?

認知機能検査でひっかかっても、認知症でなければ高齢者講習を受けて免許更新できる。
認知症と判断された場合、免許停止・取り消し

75歳以上の方は、高齢者講習の前に必ず認知機能検査を受けることが義務づけられています。

75歳以上の方は、高齢者講習の前に必ず認知機能検査を受けることが義務づけられています。
検査の結果、記憶力・判断力が低くなっている(第1分類)と判定された方には、(全員が免許の更新が出来ない訳ではありません、検査はあくまで記憶力・判断力の目安であって医学的な診断ではない)警察から連絡があって臨時適性検査(専門医の診断)を受ける又は主治医の診断書を提出します

認知症では無いと判断された方は臨時高齢者講習(3時間、7,950円)を受講して免許を更新できますが、認知症との診断を受けた方は運転免許の取消又は停止となります。

ただし、公安委員会が定めている一定の違反をした方には、臨時認知機能検査を受けて、その結果で臨時高齢者講習を受講して免許の更新や臨時適性検査(専門医の診断)又は主治医の診断書を提出となり、そこで認知症と判断された時には運転免許の取消又は停止となります。

おわりに

高齢者講習は、70~74歳・75歳以上・75歳以上で違反をした方で受ける講習や検査が違うことが分りました、国も多発する高齢ドライバー事故の対策には念を入れて2段・3段構えで取り組んでいることが分かりほっとしています。

75歳以上の方が受ける認知機能検査は、個人差があるのでその点を2017年に改正された道路交通法で合理化講習、高度化講習と分かれ、時間と費用に差がついたことで一律ではなく、自覚をうながすような仕組みになっています。

高齢者講習を義務づけたことで、技術的な部分は普段乗っているからという慢心を正すいい機会になりますし、認知機能検査を受けることで記憶力・判断力が落ちているなどの自分の状態を知ることはとても有意義なことだと言えます。

免許の自主返納が、高齢ドライバーの事故の軽減になることは理解できますが、一人ひとりの環境・生活等でどうしても高齢でも運転をしなければいけないこともあります。

都市部では公共交通機関が発達しているが、地方では逆に少なくなってことを個人ではなく自治体や国レベルで対策を考えること、自動車メーカーは自動運転の開発を急ぐことが望まれます。